久しぶりにゴールウェイのCDであるIch war ein Berlinerを聴いた。
ビゼー「アルルの女」やモーツァルトの「ポストホルン」
そして、コッホ、ライスター、ピースク、ザイフェルトによる五重奏などの入っているCD。
ポストホルンはカール・ベームの指揮。
もし、ゴールウェイがモーツァルトの時代に生きていれば・・・
いやモーツァルトが今生きていれば・・・
(どちらにしても望むべくもないことだが)
今更ながらモーツァルトのフルートの作品が少なすぎることに嘆く。
キーのない頃のフルートは音程がひどく悪いので、モーツァルトも嫌いになるのはわかる気もするが・・・
(本人に聞いたわけではないので、本当に嫌いだったのか・・・それとも、上手い演奏者がいなかったのか・・・
父にあてたモーツァルトの手紙からすると、本当に嫌いだったようではある)
もうちょっと早くテオバルト・ベームが生まれていたら・・・
ポストホルンは今まであまり聴かなかったが、特定の楽器に焦点をあて、聴いてみると良い曲だなあ、と実感。
3オクターブめのE。
私にとっては非常に難しい音なのだ。
それをあんなにきれいに、いとも簡単に、音程も上ずることもなく(当たり前!)明るい音色で、自分も出せたらさぞかし気持ちの良いことだろうと思い、今日も練習・・・しました。
本当に「気持ちの良い」と言う表現では言い尽くせない、脳でアルファー波が出ている気までします。
特にオケでのゴールウェイの音はホールの響きもきれいに録音されていてゴールウェイのファンは是非所有したい
1枚だと思います。
中の解説書には前述の木管+ホルンの全員の若き日の写真が載っていて、「皆、若いな~」(ゴールウェイに至っては・・・ヒゲなし・眼鏡あり・・・他では見られない写真かも)
今日はこのへんで