フルーティストとクラシック音楽 未分類 エマニュエル・パユ Into The Blue – Pavane

エマニュエル・パユ Into The Blue – Pavane

今日、貸しスタジオで練習した。
もちろん、バンドをやっている人が多いのは言うまでもない。
たまに、サックスをやっている人も来るようだ。
で、スタッフの人と少し話したが、意外とフルートに興味のある人はいるのだなあ、と。
つまり、学生の頃フルートをやっていた、とか、ジャズフルートを吹いてみたいとか。
「フルートってどうですか?」と聞かれ、返事に困った。
(非常に大きななんとも答えづらい質問だから)
簡単だよ、とも言えないし、でも、難しいからやめたほうがいいよ、でもない。
どれ位情熱を持って取り組めるか、と聞いてみたい気がするが、しかし、それも、折角やろうとしている人に水をさすようだし・・・
ある程度はやってみないと分からないし、合う合わないも、それからのような気がするのだ。
ちょっとやってみたい、と言う気持ちも良く分かるし、だからと言って生半可ならやめた方が良いとは言えない。
興味は人間誰しもあるもの。
興味がなければ質問もしないし、スルーだと思う。
でも、興味があるならちょっとでもやってみるのも良いのかもしれない。
上手い具合にフルートは入門者向けの楽器も安価である。
音は出せるようになると思う。しかし、その音の質にこだわるようにならないとその先がない気もする。
多くのアマチュアフルーティストが「私は吹ける」と言うが、それも間違いではない。
どこに目標を持つかによって考え方は全く違ってくる。
そう言う感覚を伝えるべきか、そうすべきでないか・・・
今日はちょっと言葉が出なかった。そこまで深く考える必要はなかったのかもしれないけど・・・
さて、ジャズフルート・・・
ジャズらしい音色もそうだが、ジャズの「ノリ」や各プレイヤーの阿吽の呼吸。
楽譜を追って吹いている私には、少々難題だと思う。
でも、カッコイイ!
パユはなんでもこなすんだなぁ・・・
入りのノンビブラートから徐々にビブラートをかけ、わざと遅れ気味に入ったり、ルバートしたり、張ったり引いたり、かすれた音にしたり、音程を下げたり・・・こんな雰囲気を出すのはちょっと・・・出来ません・・・
私は今の自分の課題=音色や楽譜を読みどう表現していくかをまずはある程度のレベルまで持っていきたい。
ジャズはそれからかな・・・
ジャズを専門に聴いている人にとってはどう受け止めるのだろうか?
パユーのジャズ(ラヴェル作曲「亡き王女のためのパヴァーヌ」)をどうぞ
しぶいねぇ・・・

フォーレ:夢のあとに
TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(M)
2007-08-22
パユ(エマニュエル)
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