フルート練習法(4)

誰でも出来るような訓練方法を、私の経験から少しづつ話しをしようと思います。
ただし、これを読む前に断っておかなくてはならないことがあります。
フルーティストの野崎 和宏先生もおっしゃっています。
10人いれば10人顔から唇から骨格から肺活量・・・など全てが違います。
その全て違う条件を無視して十把一絡で「こうすべき」とは言えない。
ましてや、あなたがどんな状態なのかも見えてないのに指導はできないと。
これは本当のことです。
ですので、これを読む全員が改善されるものではありません。予めご了承下さい。
私がここで取り上げるのはある共通の問題です。
音質があまり良くない。これを改善しようと思う人のためのものです。
では、そんなことを言うお前はどんな音なんだ!? どれだけ改善しているんだ!?
と言われそうです。
自分がこの2年ちょっとでどれ位改善しているかを判断してもらわなければ、信憑性がない。
私が読者ならそう思います。
自分の音なんて聞かせたくない!恥さらしはしたくない!
でも、それをしなければ真実味がない・・・
迷いました・・・
結果、生き恥をさらすことにしました。
飽くまでも音質のみを聞いてください。(聞くのは1回限りでお願い致します。本当に恥ずかしいので)
36秒後またここに戻ってきてください。
http://www.youtube.com/watch?v=O-uayf_gdWo
おかえりなさい。
聞いてみてどうでしたか?
少しは改善していると思います。
「ああ、その程度か」と思われた方へ。
「はい、その程度なのです」
何も言うべきことはありません。
「音の抜けが良くなった感じ」
そう思われた方。
私がどうやってそこに至ったかを教えます。
でも正直言ってその道のりは結構長く険しかったのです。
毎日が試行錯誤だったのです。
再開してからほぼ1年はもっとひどい音を毎日出していたのです。
ただし今の私はこの音で満足しているわけではありませんので、さらに改善するつもりです。
もし、あなたが納得できれば次回からこのブログで言う課題を進めてください。

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