フルート練習法(9)

フルートの音質はどうすれば良くなるのでしょうか?
私の経験をお話しします。
まず、耳元で鳴っている自分のフルートの音は、自分では良い音に聞こえます。
実際自分の音は良い音だと思っていました。
そして録音してみると「ウソ!俺の音ってこんな音???」と自分で自分の音を疑ってしまいます。
録音状態の如何にかかわらず録音機器が再生した音が間違いなくあなたの音です。
初心者の場合・・・結構凹みます・・・
これでやる気を失くす場合もあるでしょう。
でもメゲないで下さい。
自分が吹くフルートの音を自分の耳で聞く。
そして違いを少しでも聞き分けるように注意しながら練習して下さい。
良い音は、決してCDで聞くゴールウェイの音ではなく、
軽やか
明るい
割と高めのチューンになると思って下さい(高い音程が良いのでがありません、正確な音程が基本です)。
これを昨日と比べる。
もっと言えば1時間前と比べるのです。
上記の3つの表現は、音がこもっていない、フルートが鳴っている、音程が下がらないこと、これを認識して下さい。
お腹の支えは大丈夫ですか?
口の中は大きくとっていますか?
内吹きになっていませんか?
これを意識しながら・・・
音が・・軽やかであり明るい音色かを気にしながら吹いてみて下さい。
そうやって自分の一番良い音を記憶します。
そしてこれを昨日と比べる・・・(後は繰り返しです)
これが続けられるようになると伸びると思います。
頑張りましょう。

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