フルーティストとクラシック音楽 未分類 ミッシェル デボスト(Michel Debost)

ミッシェル デボスト(Michel Debost)

フォーレのファンタジーと言う曲があります。(Op.79)
何となくこの曲に惹かれて楽譜を買ってみましたが!
結構難しい曲なのですねぇ・・・
楽譜は村松楽器の新宿店4階で買いました。
この時に参考音源としてミッシェル・デボストのCDを買ったのです。
かなり良い演奏で、表情としては私のイメージに近いものでしたので満足しています。
デボストの音色はかなり明るく、ゴールウェイに近い(こんなことを言うと本人に叱られるかもしれません)ような感じです。
デボストと言う人の名前はよく聞いていたのですが、演奏を聴くのは初めてでしたので、買う前はどんな演奏なのだろうか?と少し不安でした。
意外に(と言うと本当に失礼ですね)良かったのです。
ヴィドールのOp.34やジョルジュ・ユーのファンタジーやエネスコのカンタービレとプレストなども収録しています。
ゴールウェイの同じ曲と聞き比べるとかなり男っぽい演奏とでも言いましょうか、フランス人でフランスで学んだ人とは思えないくらい押しが強い感じがありました。
あ!でも荒っぽいと言うことではありませんよ。
ヴィドールの2楽章なんかも、アタックしながら突っ走って行く感じで始まるのです。
ゴールウェイ、清木先生などの作り上げ方とは全く違う印象です。
だからといって荒っぽいとかそう言うものではありません。
なるほど、こんな感じも「あり」だ!と思うのです。
たしかWikipediaには載ってなかったけどデボストとゴールウェイは先輩後輩の仲だったと記憶しています。
デボストの方が先輩です。
デボストお勧めです!

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