発表会終了!

今年も発表会が終わった。
一昨年、去年、今年と少しづつだが心境の変化があった。
もちろんかなり緊張はした。
当然練習時のようには出来なかった。
今年は「練習通りには出来ないだろう」と予想をして臨んだ。
音楽性を殺さないように、つまり緊張のあまり頭が真っ白になった特に一昨年、楽譜に気をとられすぎた去年を反省し、音が鳴らなくても(鳴らないことを想定していました)何とか表現をなくさないように努力した。
それをする為に今年は暗譜をして臨んだ。
どこかで間違えたり記憶が飛んだりしたら修復できないだろうと思っていた。
でも、今年は暗譜に挑戦してみた結果、音楽的には譜面を眼で追いながらの演奏よりも表情がついたのではないか、と今振り返って思っている。
ドボルザークのソナチネはかなり高音が目白押し。
フォルテもあればピアノもあり、これも不安材料だった。
それもそのはず、前日に高音が出なくなってしまった。
昔の癖が出てしまったからだ。
前日の練習でこうなったので非常に焦った。
しかし、前述の通り、音が良くならなくても表現は何とかできる限りのことをしよう!と
発表会当日の音出しの時に癖を取り除くことが少しはできたので助かった。
一昨年は特にそうだったが、100%成功させようとすると緊張感が数倍も跳ね上がるような気がした。
目標を下げたのではなく、今出来ることを精一杯やることを心がけたせいか、緊張が今までよりも少なかった気がした。
小澤先生に指導頂いたことを全て出来たわけではない。
自分の思っていた音が全て出たわけでもない。
それでも、今日は満足感があった初の発表会であった。
来週か再来週には今日の音源がCDRにて手に入る。
冷静に聴いたらおそらく音楽的には60点程度だと思うが、それよりも聴いてくれた人に少しでも自分の音楽が伝わっていたとしたらその方が私としては大きな成果だと思う。

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