フルートを吹く時の癖

ロンドンオリンピック。
皆、真剣に取り組んできた。練習してきた。そして精神的にもかなり強く望んだのだと思える。
それは日本に限らずどこの国の選手も同じだと思う。
それを支えるのは地道な練習。
競技の場合、勝負がつきもの。
勝つときもあれば負けるときもある。
負ければ悔しいでしょう。
どうして負けたのか分析する。分析してどうすれば弱い部分を克服できるかを考える。
そしてそれを克服するためにまた練習する。
そして己のレベルを高めていく。
これの繰り返しだろうと思う。
さて、これをフルートに置き換えるとやはり練習が基本中の基本。
フルートを吹くことが好きな人はその「好き」と言うだけで優位になると思う。
しかし、ここで過信するといけない。
何が良くて何がダメかを自己分析し、先生に指導を仰ぐ。
でも、今日の標題に入れた「癖」についてですが、これが問題です(私の場合は特に)。
以前、練習曲線について(吉岡次郎先生の受け売りですが・・・)話しましたが、私自身本当にその曲線に乗っているのかどうか本当に不安です。
息を吐くときに肺から出す!と小澤恭子先生に言われ、すぐには出来なかったものの、数日後、何となくその感覚を掴んだと思っていたのです。
しかし、数ヶ月するとその意識がなくなってしまい、音質が悪くなってしまったのです。
音質が悪くなってしまった原因を自分なりに探すのですが、なかなか答えが見つかりません。
ここ2~3週間文字通り「彷徨って」いました。
やっと今日、原因が分かった次第です。
肺から出す癖がない自分はいつの間にか喉から域を出そうとしていたのです。つまりお腹の支えもさることながら口先だけで音を出そうとする『悪い癖』が無意識の間に復活するのです。
この何度も同じ失敗を繰り返す度に私は本当に自己嫌悪におちいるのです。
良い癖をつけるように意識をしながら練習をするしかないか・・・
またしばらくしたら別の癖が出て悩むんだろうな~
それでも練習は楽しい。

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