先日、発表会も終わり一息ついていたところ、やや良い音が鳴ったのです。
どう言う音かというと、割と軽やかな、澄んだ感じの音。
発表会では出せませんでしたが、発表会の少し前になって今までとは違う音が鳴るようになってはいましたが、それとも違う音でした。
発表会当日は、何しろ音を「出そう出そう!」「鳴らそう鳴らそう!」と意気込んでいました。
そして結局失敗したのです。
何度かお話しをしていましたが、鳴らそうとすると鳴らない、と言う状態を自分で作っていたのだと思います。
力んではダメ。
吹き込むのはもっとダメ。
ただし、自分なりには発表会の前の状態は今までの自分の中では一番良いと思っていました。
それを発表会も終わりリラックスした後、小澤恭子先生の指導もありました。
レッスンの中では上手くいかなかったものの、一人で練習した時に、小澤先生のアドバイスを思い出しながら、そしてゴールウェイのYoutubeも思い出しながらトライしてみたら今までにない音が鳴ったのです。
一旦その音が鳴ると、今まで吹いていたフルートの音が色褪せて思えるようになってしまいます。
たまたま、その日はそんな良い感触を掴んだまま終りました。
翌日・・・
昨日の音は全く陰を潜めます。
どうすれば昨日の音になるのだろう、とその日は結果も出ず終りました。
ここからが次のステップへの段階になるのだろうと思います。
良い音が鳴ると・・・
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