フルーティストとクラシック音楽 未分類 フルート、どんなものを買ったら良い?その2

フルート、どんなものを買ったら良い?その2

数年前(2010年の5月)に今日の標題のその1を書きました。
しかし、それから5年経過。
先日ムラマツフルートのPTPに買い換えこの楽器に慣れてきたこの頃。
初心者はどんな楽器が良いのか再度考えてみました。
私は最初YAMAHAのYFLの一番安いモデルを中学生の時に新聞配達をして稼いだお金で買いました。
(当時はまだ中学生でもアルバイトが許された時代でしたし貧乏な家だったので楽器を買うなどと言う事は親には言えなかったのです)
洋銀製で確か4万円前後だったと思います。
私にとっては非常に高価な買い物でした。
初めて手にしたフルートは私の宝物でした。
その40年前位にフルートをこの間久しぶりに吹いてみました。
既にキーがダメになっているので、鳴らない音がありますが、どんな音なのか吹いてみたところ・・・
表現が非常に難しいのですが、誤解を恐れずに言うと「スカスカ」の音でした。
言い方を変えると「軽い」音でした。
PTPと今度吹き切らべてみますが明らかに音質が異なるものでした。
中学生の時高音も低音もどちらも鳴らせなかったのですが、今は問題なく音が出ます。
それはレッスンで得た技術だと言えます。
ヤマハを買った当時はレッスンに行く経済的な余裕はなかったのです。
今にして思えばレッスンに行けばこれ程技術習得に遠回りをせずに済んだのに。。。
独学で始めてしまったので悪い癖がついていましたし、今もまだ取れない悪い癖もあります。
一番出来ないのは唇の脱力と体の脱力でしょうか?
意外にフルートと言う楽器は技術がそのまま演奏に出てしまう楽器なのです。
クラリネットやサックス、オーボエなどのような発音体がないフルートと言う楽器は、複式が出来ているか口の中が広く保たれているかアンブシュアはきれいになってるか、脱力は出来ているか、等すべてが音色に反映します。
楽器の素材の音色は実は初心者にとってそれ程重要ではないのです。
(ちょっと話が長くなったので続きは次回に)

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