レッスンに通い始めて11年が過ぎました。
独学(勝手な思い込み)で中学生の頃に始めたフルート。
45歳にして思い立ちレッスンに通うことを決心。
それは取りも直さず良い音色で奏でることを夢見て。
通い始めは悪い癖を取り除く事から始まり、数年間はこの悪癖除去に時間を費やす事になります。
未だに悪い癖はありますがかなり改善したのは先生の忍耐力の賜物かと思います。
尤も吹いている本人が一番辛いのですが…
それらのことは一旦置いておいて。
吹き始めの体のポジションを私は決めていなかった。
何しろ脱力が良いと思い込んでいたので(それでも脱力ができていない事からの焦りもある)常に脱力をした立った姿勢で始めていました。
すると吹き始めのアンブシュアや身体の姿勢や脱力するところと力を入れる箇所がいつもその時の運任せになっていたのです。
その時の運任せだと特に舞台に乗ると緊張感から身体もこわばり音が出るか出ないか一発勝負の様相を呈していたわけです。
で、アンブシュアを決める、そして重心を重く。
この2つがまずは基本として体に覚えこむことが大切。
説明するのは非常に難しいですが、アンブシュアは形は決めるが、脱力をしていないとダメ。
でも、アンブシュアを崩すのもダメ。
自然にできるように努力。
そして何よりもお腹を支えにすること。
この2つがフルートの吹き始めのポジションであり、このポジションを会得するのが当面の課題である。
吹き始めのポイント
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