フルーティストとクラシック音楽 クラシック音楽,フルート フォーレ「コンクール用小品」伊藤公一

フォーレ「コンクール用小品」伊藤公一

フォーレ作曲「コンクール用小品」

フォーレの曲はどれを聞いても素晴らしいものが多いと個人的には思う。

フォーレの有名な曲と言うと「レクイエム」だと思う。

実は私はレクイエムがフォーレの入口だった。

なんとも柔らかで美しいこの曲は、天国へ誘ってくれるような感覚を持つ。

フルートの曲で言えば「ファンタジー」Op.79はフルーティストなら誰しも一度は吹いてみたい曲だと思う。

しかし実際に演奏してみるとかなりの難しさを持っていると痛感する。

美しさの裏側に潜む陰鬱さなどを表現するのは極めて難しい曲だと思う。

フルートの音質について

最近Youtubeで伊藤公一氏の演奏にはまっている。

伊藤氏の音色の柔らかさは聞いていて気持ちを持っていかれるような感覚になる。

体も唇も力が一切入っていない(と思える)。

こんな音が出せたら良いな、と思い最近脱力の仕方をいろいろと模索している。

中でもこのフォーレのコンクール用小品は楽譜面はそれほど難しくないのに、いざ演奏してみると、自分の体の硬さなどが一気に露呈してしまう曲で、非常に難しい。

アンブシュアの改善

私の短所はどうしても力が入ってしまい・・・

体も力んでいれば、アンブシュアもいつの間にか唇が力んでしまい、結果音色も力んだ音になっている。

少しでも伊藤公一先生の(いや、教えを乞うてないので先生とは呼べないのですが、ここは敢えて呼ばせて頂きます)音の出し方に少しでも近づければ良いな〜と。

力を抜く、でも息は集中させる

是非、伊藤公一氏の音を聞いてください。

これは難しいですよ。

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