フルーティストとクラシック音楽 未分類 フルートの音程、高音が上ずる

フルートの音程、高音が上ずる

フルートを吹いていて高音になると音程が上ずってしまう。
チューナーで計測すると20セントも30セントもピッチが高いので、歌口を内向きにして音程を低くしようとすると、音が出なくなってしまう。
音が出ないと困るので、唇に力が入ってしまい、結果ものすごくピッチが高くなってしまう。
こんな経験はありませんか?
音が出ないのは怖いので音を出すことばかりに意識が行ってしまい、体が硬くなってしまう。
ついでに口の中も唇も。
さらに悪いことは続くもので、腹式呼吸は全くどこかに行ってしまい、力の限り強く吹き込んでしまう。
これを改善するには
1. 体の力を抜く(脱力)
2. 唇の力を抜く(脱力)
3. 口の中を大きく保つ
4. お腹からの息を口蓋から送るように出す
5. 歌口は内に向けない、寧ろ歌口を広く唇で塞ぐ割合を小さく(つまり外向きに)
6. 唇の穴は寧ろ大きくする(大きくするのでお腹からの息が大切)
7. 唇の穴は大きくするが息の出す方向は集中させる
このような事を最初は意識しながら、そのうちに無意識にできるようになるまで練習を重ねる。
脱力と腹式呼吸はセットで体に覚え込ませるようにしなければなりません。
アルペジオや高低差の激しい曲を吹くと高音の方でアンブシュアが崩れてしまいます。
高い音を吹いている時でも中音域を吹いている時と同じようなアンブシュアを保たなければならないのです。
モイーズのソノリテモイーズ: ソノリテについて(日本語訳: 吉田雅夫)/ルデュック社/フルート教本
モイーズ: ソノリテについて(日本語訳: 吉田雅夫)/ルデュック社/フルート教本はフルーティストのバイブルですが価格がかなり高く薄い冊子なのに5千円もするのですが、これは仕方がないと思い私も持っています。
半音階で音を出すような内容になっていますが、難しくなると2度、3度、4度と跳躍を要求するようなステップになっています。
半音階で隣り合った音を出す場合、急に高音域に飛ばないのでアンブシュアを保持したまま高音を出す練習になります。
自分でどの辺の高さでアンブシュアが崩れくるのか、唇に力が入ってしまうのか、鏡を見ながら練習した方が良いです。
一朝一夕で上達することはありません。
千里の道も一歩から、です。
長い道のりです(私は12年経ちます)が、頑張りましょう。

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