フルート再認識

最近、今までとは全く違う吹き方を試みている。
もちろん、小澤先生の指導なのだが・・・
一時出来た気がしていたが、以前のブログにも書いたが、全くうまく行かなくなってしまい、途方に暮れていたのだが、少しだけ何とか持ち直して来ている。
一番問題なのが、吹き上げないこと。これは息をぶつければ良いと言う今までの考えから180度反対の考え方をしなければならなくて意識するのが難しいのだ。
今までのこの癖のおかげで一音一音全てぶつけるようにして吹く癖があり、これを矯正しなければならない。
ものすご~く慎重に吹くようにしているのだが、一朝一夕にできるような簡単なことではない。
と言うことは今までものすごく「雑」に吹いていたのだと反省している。
ま、反省だけなら猿でも出来る、とか言うCMが昔あった(かなり古い?)
反省よりも、どう矯正していくかが今後の問題。
それともう一つは変なビブラートの癖。
自分ではビブラートのつもりでかけていても(加えてかけるつもりでなくても無意識にかけているところがある)それがキレイなビブラートではない、と小澤先生に言われていたのだが、ここにきて少し録音してみたら・・・
「あ~、こりゃダメだ」と落ち込む訳です。。。
これを自分の中に染み込ませるのにはかなりの時間、忍耐が必要です。
最近は1時間で1曲しかできなくなった。
つまり1つのフレーズを繰り返し繰り返し納得できるまで続けて、次に行くのです。
あまりしつこくやっていると今度は音質が悪くなったり。
でも、音質は良くしながら、フレーズの取り方、吹き上げない、ビブラートはなしで、等
かなり真面目に取り組んでいますが、いかんせん進捗が遅い・・・
ま、こんな苦労もあるから、成長が見えるのであって、こんなことくらいじゃ、負けないぞ!っと。

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