吉岡 次郎先生のレッスン。
数年前に2回清木先生の代行で教えて頂いたことがある。
あれから何年経ったのだろうか。
多分吉岡先生はリサイタルも多く、生徒さんも多いだろうから小生のことは覚えてはいらっしゃらないと思っていたが、さにあらず。
「2,3回レッスンの代行をしましたよね」と覚えていてくれたのには、びっくりした。
あの時は、高いEを出すときの音程は運指をこうすればよい、とか
フルートを内吹きだった癖を王様が庶民を見下ろすようにして楽譜を見るといつでも同じ角度になるので、内吹きにならないように姿勢と角度を一定にしましょう、等を教えて頂いたことは、生徒である小生には今でも鮮明に覚えている。
まあ、毎回毎回苦労して教えてくださった清木ナツキ先生や、今もおそらく手を変え品を変えいろいろとアプローチしてくださる小澤恭子先生に比べると、1回の印象が大きくなるので、そう言う意味ではほんっとうに申し訳なく思っています。
さて、今回の吉岡講義は、と言うと・・・
いろいろと教えて頂いたのだが、深くは言えませんが・・・
どうしたら喉を大きく開けることができるか、と言う内容。
舌根を凹ませて肺からの空気を道を如何に大きく確保するか、と言うもの。
これに関連して息のスピードを如何に早くするか、
単純に言えば、pで音を出す時に鳴らなくなるのは、息のスピードが落ちるから。
しかし、だからと言って唇を締め付けるのはNG。
清木先生、小澤先生、その他代行の先生も皆同じ内容のことを伝えようとするが、その伝える方法が人それぞれ。
そしてそれを受ける側。つまり生徒もそれぞれ。
発信側と受信側がコンピュータで制御されているならともかく、生身の人間同士なので、解釈にもいろいろと
捕らえ方に差異が生じる。
いずれにしても「なるほど」と思うことは多くあった。
吉岡次郎先生のコンサートもあります。
※※最近ちょっと思うのは、全てをここに書くと、いわゆる企業機密に近い秘伝のようなものも、レッスンで聞いていてあるので、直接伝授してもらった方が良いのかな、と思うこともあるので、若干控えてはいます。もしこれを読んで頂いた方でどうしても疑問を解決したいと思う方は返信先をコメントに残してください。こっそりとお教えします。
吉岡 次郎先生の代行レッスン
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