フルートの発表会

2回目の発表会は清木ナツキ先生の指導もあって、音が出ない不安と言うのはかなり少なくなっていた。
曲はスイス民謡による変奏曲。
清木先生の案であった。
聞いたことの無い曲だったので、わざとCDなどは聴かなかった。聴くと演奏者の癖をそのままコピーしてしまうからだ。
発音は練習した甲斐もあってかなり出ていた。(レッスン2年目なので、まだまだ良くないのだが、1年目と比べてという意味です)
先生は「落ち着いていた」と言って下さったが私は1回目以上に緊張した。
年々緊張感がなくなるものと思っていたが、まさに逆。
年々緊張感が高まっていくのだ。
まだ、この時は全く緊張せずに吹けたら良いのに、と考えていた。
緊張さえなければ上手く吹けるのに、と思っていたが、今年(5回目)あたりから考え方が変わった(後述します)。
2回目の発表会以降、自分はあがり症なんだ、と思い始めた。
あがり症を何とかなくす方法はないものか、と色々探してみる。
1つだけそれらしきものがあったので受講してみた。
これで次は上がることなく演奏できる、と思った。
が、全くそんな神業のようなことは起きなかった。
3回目はムーケのパンの笛の1楽章を自ら選んだのだが今まで以上にあがってしまった。
ただでさえ難しい曲を選んだので指回りの問題もあり、さらにあがり、喉はカラカラ、唇も震え、足も地に着いていない感覚だった。
何しろあがった。
かなり悔しかった。
今回の発表会を冷静に見ながら自分の過去を振り返ることになった。
さて、4回目の曲は・・・(次回に持ち越します)

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