戦うフルート練習

今日も今日とて練習をしました。
社会人にとっては1時間の練習時間を確保するのは至難の業。
しかし、練習は楽しい時間です。
アンブシュアを変えずに吹く、と言う課題を小澤恭子先生に言い渡されて試行錯誤。
何が問題かと言えば、唇がドンドン固くなってくること。
これに加えて体も硬直化。
息方向を考えながら唇の脱力。体の脱力。重心の安定。下を向かない。
4,5年くらい前に比べると少なくなったものの、吹きながら考えることが多い。
でも最近はこの数が減ったことである程度曲に集中でき始めている。
でも15分位するともう唇、体共に硬くなっているのでほぐす。
そしてそのほぐした体に吹きながら戻すように練習をしています。
日によっても調子の良い悪いがあるので、この状態と戦いながら、アンブシュアと戦いながら、曲と戦っているのです。(戦うと言う言葉が良いとは思えないのですが、今は感覚としてそう捕らえています)
でも吹きながらアンブシュアの状態を変えることが出来るようになったのは、ここは数ヶ月なので、進歩したのかな?
多い課題とも上手に付き合って、楽しい練習にしたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Related Post

清木ナツキのステージの印象(ハルフテル「デブラ」)清木ナツキのステージの印象(ハルフテル「デブラ」)

清木ナツキさんの演奏を最初に観たのは・・・ ソロフルートによる現代音楽。 代々木上原にある小さなホールでした。 現代音楽と言うものにあまり興味のない私はそれほど曲に対しては期待はしていませんでしたが でも、やはり演奏が始 […]

フルートをいかにコントロールするかフルートをいかにコントロールするか

などと大仰なタイトルにしたが、少しでも参考になればと考えています。 自分ができるからではなく、できないからこその注意点でもあるのです。 口内は広く、アンブシュア及びアパチュアを各々の唇に合うものを見つけ出す。 そして決し […]

プロコフィエフ:フルートソナタ(清木ナツキフルートリサイタル)プロコフィエフ:フルートソナタ(清木ナツキフルートリサイタル)

プロコフィエフのフルートソナタ二長調Op.94 今ではフルーティストにとっては欠かせないレパートリーですが、 ジェームス・ゴールウェイとマルタ・アルゲリッチの黄金コンビがこの曲の火付け役となったようです。 作曲が1942 […]

Verified by MonsterInsights