アンブシュアの確定

変なタイトルになってしまったが・・・
独学ではなくキチンとフルートを習い始めて6年位になる。
思えば長い時間を費やしている。
殆ど長続きしない性格だが、これだけは何故か長続きしている。
今日は彼岸の入り。
畳の目ほど日が短くなっていくことをふと思う。
日が短くなるのは何だか切ない、と言うか人生の儚さを感じるのだ。
話しが逸れたが、畳の目ほど上達しているから途中で止められないのかもしれない。
「上達」と言うと口幅ったいが、昨日より今日、今日より明日、と言う具合に進歩が目に見えないほどだと思うが、1年前に比べると「マシ」になっているのはわかる程度。
6年前から正式に習い始めたのだが、それまでは独学。
独学でダメにしたアンブシュア、体の使い方、姿勢、息の使い方、音程、腹筋、横隔膜、フルートの持ち方や支え方、角度、何から何まで独学で自分をダメにしたのだ。
そこで習い始めた時に決心した。
特にアンブシュアは一旦白紙に戻して(戻すまでが実は一番大変だったのだが・・・)はじめようと思ったのだ。
習い始めてからは正直なところ、アンブシュアは試行錯誤だった。
また、変な形で固定してはいけない、と思い今の今まで固定化しなかった。
しかし、1ヶ月前に今までで一番良いと思われるアンブシュアに一度固定しようと思った。
しかし、そう思ってから、またダメになってしまった。
では、何がダメになったのか、何が良いのか、を再確認し、自分で考える一番良いところで固定を図ろうと考えている。
(古い曲だが)水前寺清子の365歩のマーチのごとき3歩進んで2歩下がる♪
好きで2歩下がるわけではない。
しかし2歩下がった時に見えてくる欠点を補う、とか良い時との差を確認する、とか一度落ち着く、そんな時間が必要だと思う。
アンブシュアの確定と題したが、実はお腹の支えとの共存(勿論それ以外にも沢山あります)がとても大切だと言うことを最近特に実感している。
今2歩下がったところなので、確認している段階であります。

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