課題が・・・

フルートを再開して早6年に入ってもまだまだ課題が多い。
再開した頃から3、4年間は本当に何度もフルートを折ろうと思ったことも多かった。
5年前は(低い方から数えて)2オクターブめのドの音が出るかどうかに悩んでいた。
そもそも何故レッスンに通うことにしたかというと、アマチュアの吹奏楽団に入ったものの音があまりにも小さすぎていてもいなくても良いような感じだったから、これではいけない、と思い一念発起したのだ。
フルートを独学でやっていたから悪い癖がついていて、それを取り除くのにこの5年はかかった。
しかし、その悪い癖がまだ取れていない。
自分勝手な判断で始めるのは良くないとつくづく思い知った。
ここ数回のレッスンでかなり気付きはあったが、それを実践するとなると容易ではない。
清木ナツキ先生にも(今は京都に在住だと伺っているが)小澤恭子先生にもいろいろと指導頂いた。
しかし、それは言葉やゼスチャーなど教わるのだが、やはりそれでもニュアンスが伝わらなかったり、お互いに意思疎通ができたと思っていても誤解があったりする。
しかし、レッスンの良さは生徒の癖を見抜いてくれ是正してくれることだ。
昔からフルートをうまく吹くには?と言う質問に対して、スープを冷ますような時のような吹き方が良いと結構多くの人が言う。
これも比喩であって実際には正しくは伝わっていない。
でも受け側の生徒はこう言うものをヒントにして自分自身で消化吸収していくしかない。
例え間違っていても先生が直してくれる。
で、最近思うのだが、本当に近い目標を立ててくれる。
手の届く範囲の課題を与えてくれる。
しかし、受け側の生徒には実はまだまだ課題が山積している。
なので、先生の課題と併せて自分の課題もこなさなくてはならないので課題は増える。
ただ、克服できる課題もあるので、ここ半年は常に5、6個ある状態である。
と言うことは課題の出し方が上手いと言うことなのだろうか。
ある程度の音色と音楽性を身につける道のりは意外と遠い。
さて、今日も課題に取り組んだので、少しは前に進んだだろうか・・・

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