フルーティストとクラシック音楽 未分類 フルートのアンブシュア再考2

フルートのアンブシュア再考2

アンブシュアの再考の2回目になります。
アンブシュアを作ろうとするとどうしても唇に力が入ってしまいます。
昨日よりも今日の方が唇から力を抜くことが出来ました。
しかし、ある程度は出来るものの、出にくい音の場所になるとまた力んでしまうのです。
それでも力を抜いて続けようとしますが、なかなかここの感覚を続けるのは難しい。
それと一番音質が良いポジションがありますが、ここからズレてしまうと音が悪くなったり、ピッチも悪くなります。
そうそう、唇に力が入っていると高音域ではピッチが上ずる、低音域ではピッチが下がる、と言う弊害が生じます。
ポジションと言うのは歌口への息を当てる場所のことを言いますが、
ポジションが一番良く、唇の力を抜く、そしてお腹からの息を効率よく吹き出した時に良い音質になるようです。
また、息はただ単に吹きつけるのではダメで適切な息圧も必要だと言うことが何となく分かりました。
今は、しばらくレッスンがない状態です(新型コロナウィルスの自粛の影響です)が、普段出来ないようなことを少しづつ試しています。
ポイントとしては
① アンブシュアを作らなくてはならないが力を抜いたアンブシュアが必要
② 加えてお腹からの適切な息圧をコントロールしながら
③ ベストポジションに当てる
これが今日導き出した比較的良い音質を生み出すアンブシュアです。

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