フルーティストとクラシック音楽 クラシック音楽,フルート,音楽 出来ないパッセージを練習する|失敗しないためのポイント

出来ないパッセージを練習する|失敗しないためのポイント

Muramatsu EX Muramatsu PTP

練習が楽しいのは自分のできるところを吹いている時。

早いフレーズでも、ゆっくりしたメロディでも、できれば楽しいはず。

でも、いつも同じところで指が回らなくなる時は「つらい」ですね。

同じところで失敗しないようになるには

自分の指の不得意なところを見つけ出す。

録画しても良いし、自分で気づけば一番良いことです。

でもおうおうにして気づかない、か、気づいても素通りしてしまい、先のできる部分を繰り返し練習する。

そんなことをやっていませんか?

左手の薬指と右手の指との連携がうまくいかない

例えば、D2とA2がスムーズにできるか

ブリチャルキーを使わずに、Fis2-Bがスムーズにできるか

など自分で不得手なところを見つけ出すのが1番目の気づき

 

指がうまくいかない時の別の要因

間違える時のアンブシュアが狂っていないか?

つまり指だけに集中して発音をおろそかにしていないだろうか?

もう一つ大事なことは息圧。

お腹から息を吐き出しているのに、出来ないパッセージの時に指ばかりに意識がいってしまって音が出ない(特に高音域)

 

実は自分自身に言い聞かせている

読んでくださっている方に参考になれば、と思って書いていますが、実は自分自身のメモとして書いています。

A3-Gis3-Fis3-Gis3を連続して吹いていると指以外の事が全ていい加減になっていることに気づきます。

フルートを吹かないで持った状態で指の練習だけすることはあります。

その時に指はできても、実際に音を出しながら行うとできていない事が多い。

私はFis3からGis3に戻る時が一番指が動きにくく間違いをしてしまいます。

でもこれを毎日続けていると少しずつ(本当にわからないくらいの伸びで)改善していきます。

 

改善ポイントはなかなか見えない

歯がゆいくらい伸びは目に見えません。耳にも聞こえません。

でも改善しなければいつまで経っても同じところが苦手、と言う状態になってしまいます。

渡辺庸子先生は「少しづつできるようになることが楽しい」と言っておられました。

これはなかなか耳が痛い、と言うか、アマチュアの甘い考え方とは訳が違うな、と思い知らされました。

これを機に出来ない事ができるように少しづつ練習内容を改善しています。。。

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