ローマは一日にして成らず。
とは良く言われることであるが、何もそこまで大仰な話しではない。
毎日とは言えないが、自分でも良く飽きずに練習をしていると思う。
数年前は、練習と言っても何をすれば良いのかすらも分からない状態だったと今にして思う。
その頃は、きちんとした音を出す前の段階でもあった。
つまり、口先だけでの発音に終始していたので、それを改善するには山ほどの課題が山積していた。
お腹での支え、経ち方、構え方、姿勢、ブレス、アンブシャー(唇を閉めすぎない、柔軟に、暖めるような息で、勢いだけで吹かないなど)、息の吐き方、歌口の角度、指の練習、音楽の表現などありとあらゆることに注意を向けなければならなかった。
それも約5年もの歳月をかけて、少しは改善し、山ほどの課題も、言ってみれば「丘」程度の課題になってきている。
ある程度は体が覚えてくれていて、今はターゲットを絞り込むことが出来るようになった。
そんなことを書いている今日、やっぱり出来ないことがある。
お腹から息を出すこと。
これが出来ないとすぐに音質が悪くなる。
最近はこれが一番の課題なのだが、これがなかなか体に染み込まないのである。
最近、おまじないのようなことを小澤先生に教わった。
スクワット。
ダメになったらスクワットを1分程度。
お陰でフルートどころか、体調も少し良い気がする!?
人に好かれる会話術
成果は一日にして成らず
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