ムラマツフルートEXとSR

ムラマツフルートレッスンセンターに通い始めて足掛け6年。
もう少し早くから通っていればよかったとさえ思う。
通い始めとは音の出し方が全く違う今、総銀製のモデルSRを借りてみた。
レッスンセンターで生徒に貸し出しをしている。
私が持っているのはEXモデルのH足部管仕様。
頭部は銀製だが本体は洋銀製。
ムラマツでは初心者用(スチューデント)モデルだ。
それでも二十数万円は私にとってはかなりの出費だった。
レッスンに通い始めた頃はどの程度上達するか分からないと思ったので、取敢えず、と言うことでEXにした。
YAMAHA製の洋銀モデルも持ってはいたが、20年吹かず、手入れもしなかったのでかなり痛んでいたし、どうせやり直すならと思い、思い切ってEXを買ったのだ。
それから、6年。
小澤恭子先生に「EXではキャパシティが足りない」と言うことを言われた。
私はかなり前にゴールウェイの16本のフルートの吹き比べを観て(聴いて)それほど違いがわからない、と書いた。
Youtubeで観るパソコンのスピーカーの品質によるし、どのフルートを吹いてもゴールウェイの吹き方なのでそれほどの違いは分からないと思う。
さらに、言えば生で聴いてみて初めて分かるものだと思う。
私は身長が179センチ体重86キロで、肺活量はあるほうだと思う。
小澤先生には吹きすぎないように注意を受けていた。
もちろん必要以上に息を吹くのは意識的になくすようにしてはいるが、なかなか癖は抜けない。
この私の癖に加えて、EXのキャパを超えてしまったのではないか、と言うのがポイントである。
この吹き上げる癖は取り除く途上にあるとしても、発表会の時は吹きまくっていた。
他の先生方も同じように思っていたと聞く。
で、それを少し改善する為に人間は力を抜いて吹きすぎない。
そして楽器は多少吹き込まなければ鳴らないとされる総銀製でソルダードのモデルSRを借りてその違いを確かめることにした。
続きは次回

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