なかなか、良い音が出ない中で、最近少し気がついたことです。
アンブシャーばかりに気を取られていると見逃してしまうことがあるのです。
それは呼吸法。
一口に言っても分かりづらいのですが、どうやって、どこに息を吐くのか。
同じようにやっているつもりなのですが、同じ音色ではないのです。
極端に言うと毎回違う音色になってしまう。
でも、何となくこうすれば、良いのかな、と言う感覚が分かりかけてきたとでも言えば良いのでしょうか。。。
いつもより良い音だな、と思った時の練習の後は腹筋が痛い状態になっています。
最近、これが重要だと思っています。
是非、それぞれ試してみてください。
これは、3年前から、清木先生に言われ続けていることなのですが、なかなか、体で理解するのは難しいものです。
呼吸法
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お初です。尺八吹いて40年です。
Fl吹きでも尺八は鳴らせない人が結構多いそうです。高木綾子さんもそういってました。
さて、私見ですが、「遠音」のする音を出すのは非常に簡単でありかつまた大変難しいと思います。
呼吸法が完全ならば簡単、よくなければ難しい。
ではどういう呼吸法が良いかというと、書くと長くなるので、自分の呼吸法に非常に近いと思っている本とサイトを紹介します。
藤井完著
「朝練 管楽器の呼吸法」
呼吸法・喉とアンブシュアの関連性
トランペット吹きの休日
http://members.jcom.home.ne.jp/tromba/
Blaserzimmer
http://homepage2.nifty.com/trompete/index.html
トランペット及び金管向けのサイトですが、呼吸法はエアリード楽器でも同じだと思ってます。
これらの要点及び尺八用のポイントのみを列挙します。
息の支え(吸気の時の体を維持したまま吹く)、オープンスロート、ベルカントモードと地声モード、等
古人いわく「吹け吹くな」、息のスピードはできるだけ遅く、音を飲み込め、管尻で鳴らせ、等
胸(胸郭)を開け(P.ルーカス.グラーフ)
管尻で鳴らせているかどうかのチェック方法(僕の発案)は、Flなら中音のド(左親指キーを押さえた)を吹いて歌口付近で鳴っているか管尻で鳴っているかを誰かに聞いてもらう。
以上。お邪魔しました。